2022.08.13
コラム

無料体験のお試し前に気になる訪問医療マッサージ利用の流れ

訪問医療マッサージとは医療保険が適用されるマッサージのことで、一般的なもみほぐしとは異なります。もみほぐしのように毎回予約して店舗に行くだけではなく、施術前には必要な準備を行わなければなりません。ここでは、その準備も含めた訪問医療マッサージ利用の基本的な流れについて解説します。

訪問医療マッサージ利用の流れは医師に同意書をもらうことから始まる

訪問医療マッサージとは、利用者の自宅などに施術者が訪問し、医療リハビリの一環で行われるマッサージのことを指します。身体に明確な疾患がある状態でなければ医療行為を行うことができないように、訪問医療マッサージにおいても特定の症状や状態が認められなければ受けることができません。
例えば、一般的なもみほぐしは、肩や腰など身体の特定の部位に不調を感じたり、なんとなく疲れていたりするだけでも施術ができますが、訪問医療マッサージはそれだけの理由で施術を行うことはできないのです。訪問医療マッサージを受けるためには最初に医師の診察を受け、訪問医療マッサージを受ける必要があることを医師に確認してもらった上で、その同意書をもらわなければなりません。

無料体験でも同意書は必要になる?

当院では初めてご利用いただく方を対象に、訪問医療マッサージの無料体験を行っております。
本来、訪問医療マッサージ利用に際して健康保険を適用するのであれば、事前に医師の同意書を用意しておく必要がありますが、無料体験の場合は医師の同意書は必要ありません。無料体験では事前の特別な準備は必要なく、施術時間についても20分~25分と比較的短時間であるため、気軽に受けていただくことが可能です。
ただし、無料体験以降のご利用については同意書が必要になりますのでご注意ください。
なお、訪問医療マッサージを利用する場合、同意書書類は治療院(マッサージ施術者側)が用意しますので、ご自身で準備する必要はありません。

料金はまとめて払うことが多い

訪問医療マッサージでは施術料や往療料が発生し、それらをまとめて支払うことが一般的です。当院では2種類の料金をお支払いいただいております。なお、詳細な料金は施術内容などによって変化するため、無料体験の際にご説明いたします。

訪問医療マッサージそのものの施術料金

訪問医療マッサージそのものの施術料金は、マッサージを行う部位の数と保険適用の負担割合によって決まります。訪問医療マッサージにおける患者様の負担割合は1~3割ですが、福祉給付金支給制度や障害者医療費助成制度を使用することができるため、実際はほとんど費用がかからない方がほとんどです。

往療料

当院の訪問医療マッサージでは患者様の自宅などへ伺うことが前提となるため、「往療料」をいただいております。こちらも保険が適用されます。

今回のまとめ

訪問医療マッサージは一般的なもみほぐしとは異なり、医療保険が適用されるマッサージです。そのため患者様の金銭面での負担は軽減されますが、施術を受けるには必要な準備を行わなければなりません。
無料体験の場合は医師による同意書や特別な準備は必要ありませんが、通常の施術に関しては、事前の診察時に発行してもらうようにしてください。