2022.08.21
コラム

名古屋で訪問医療マッサージを受ける際のよくある悩みとスタッフに相談できることについて

訪問医療マッサージを受けるのがはじめての方はいろいろと疑問を感じることがあるかもしれません。それは自分だけでなく訪問医療マッサージを受ける方みなさんが感じることです。ここでは、訪問医療マッサージを受けるうえでよくある悩みやスタッフが受ける相談をご紹介しますので、訪問医療マッサージを受ける前にまずは疑問を解消していきましょう。

訪問医療マッサージに年齢制限はある?

訪問医療マッサージは、一般的なリラクゼーションに分類されるものではなく、医療保険が適用されます。そのため、年齢による制限はないのですが、訪問医療マッサージを受けるためには条件があります。
訪問医療マッサージを受けられる条件は、寝たきりや歩行困難で病院に通院することが難しい方で、病名に限らず「関節の拘縮」「筋麻痺」の症状がある方です。これらの症状が認められ、かかりつけ医から同意してもらうことで施術を受けることができます。
年齢制限はありませんが、訪問医療マッサージを受ける前には自分が訪問医療マッサージの条件に合っているかを確認してみてください。

マッサージ師との相性はどう判断すれば良い?

訪問医療マッサージを受ける予定の方で悩まれることが多いのが、マッサージ師との相性が合うかという点です。また、女性の利用者様であれば、男性のマッサージ師からの施術は躊躇してしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
訪問医療マッサージでは、基本的にどのような治療院でも施術の体験を行っており、試しに受けてみることができます。体験では、実際の施術を確かめたり、施術方針の伝え方や施術者の性格なども確かめると良いでしょう。
その人に任せて安心できるというフィーリングも、効果的な施術のためには意外と大切なポイントです。体験で合わないと感じた場合は、遠慮なく他のマッサージ師を試してみると良いでしょう。

医師の同意がないマッサージは対応してもらえない?

訪問医療マッサージを受けるための同意書は、医師が患者さんを診察した上で、医師が本当に患者さんに必要となる部位を判断し、同意書を作成します。
医師が必要と判断すれば、訪問医療マッサージを医療保険の範囲で行うことができるという仕組みになり、同意書の作成がお薬の処方などと同じ意味を持ちます。ですので、医師が必要ないと認めた範囲のマッサージは基本的に保険対応してもらえません。
ただし、これはあくまで「基本的に」です。治療院によっては、医師から必要とされていないところも保険適用外で施術をするなど、家族など本来の依頼内容ではない方へのマッサージも保険適用外であれば可能なこともあります。
これは施設によって異なるため、自分が訪問医療マッサージをしてもらおうと考えている施設に一度相談してみると良いでしょう。

今回のまとめ

訪問医療マッサージは国家資格所有者が行ってくれるため、マッサージの内容についてはどの治療院も大差ないかもしれません。しかし、施術者との相性や対応については施設によってさまざまな特色があります。
これから訪問医療マッサージを受けようと検討されている方は、それぞれの訪問医療マッサージ施設の概要や特徴を理解し、自分とマッチしている治療院を探してみてはいかがでしょうか。