訪問医療マッサージに年齢制限・回数制限はある?要支援認定でも受けられるかなどをご 紹介
脳卒中やパーキンソン病などのリハビリでお困りの方が自宅にいながら、医療保険の適用で受けられるサービスとして訪問医療マッサージが注目されています。利用に際して年齢制限や回数制限、要支援度などの要件が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、訪問医療マッサージを受けられる年齢や回数、要支援度について詳しくご紹介します。
訪問医療マッサージに年齢制限は設けられていない
訪問医療マッサージを利用する際、特別に年齢制限は設けられていません。そのため対象となる要件を満たせば、年齢を問わずに利用することができます。
介護保険サービスを利用する場合には、65歳以上の第一号被保険者、40~64歳までの第二号被保険者として、年齢についての制約がありますが、訪問医療マッサージは医療保険の適用なので幅広い年代の方が利用することが可能です。
脳梗塞後遺症などにより筋麻痺や筋萎縮、関節拘縮で体が思うように動かない、バスや電車など公共交通機関を利用しての自力での通院が難しい、医師の同意があるなどの要件が揃っていれば、年齢問わず利用できます。かかりつけ医に相談をして利用を検討してみると良いでしょう。
訪問医療マッサージは何回でも利用できる
訪問医療マッサージには回数制限がありません。介護保険サービスは上限額に達してしまうとサービスの利用ができなくなってしまいますが、訪問医療マッサージは上限額がなく、症状や体調に合わせて制限を気にせずに利用できます。
医療保険を適用するには、施術による症状の改善は必須です。回数制限がないからと言ってリラクゼーション目的では、医療保険の適用はできません。
自身の体のコンディションや症状の程度に合わせて、スタッフと相談しながら回数を設定できると良いでしょう。
要支援でも訪問医療マッサージを受けることは可能
訪問医療マッサージは、「要介護」の方だけでなく「要支援」の方も受けることができます。要支援1、2の方は、現在介護が必要な状態ではないものの、将来的に要介護になるリスクがあり、部分的に日常生活へのサポートが必要な状態です。
訪問マッサージ利用者の要支援1、2の方で、一番多いのはパーキンソン病の患者さんです。理由として歩行が不安定で転倒の恐れはあるものの、薬が効いているオン状態時は、なんとか日常生活は自分でできる状態で、要支援1や2の認定を受けている場合が多いです。
要支援1や2の認定を受けており、訪問医療マッサージを利用したい方は、まずかかりつけ医師に相談してみるとよいでしょう。一度要介護の状態になってしまうと、回復は簡単ではありません。要支援1や2の段階で訪問医療マッサージを取り入れることで、介護予防につながり、家族の負担軽減、介護費用負担の軽減などのメリットが生まれます。
今回のまとめ
訪問医療マッサージには年齢制限や回数制限がなく、要件を満たしていれば要支援認定でも利用することができます。
名古屋市のメディカル在宅マッサージセンターでは、50名以上の施術者がおり、脳梗塞後遺症、脳性麻痺やパーキンソン病、廃用症候群などで自力での通院が難しい方を対象に、国家資格保有者が医療マッサージや鍼灸治療を実施しています。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。