2023.02.14
コラム

訪問医療マッサージを受ける前にやっておくべき事とマッサージ後の注意点

訪問医療マッサージは利用する前や利用後に守って頂きたい約束がいくつかあります。この約束を守ることでよりマッサージを快適に、自分のニーズに合わせて受けられ、悩みの解決につなげられるかもしれません。
ここでは、訪問医療マッサージを受ける前にやっておくべきことや、訪問医療マッサージを受けたあとの注意点をご紹介します。

訪問医療マッサージ利用前にカウンセリングを受ける

初めて訪問医療マッサージを利用する際は、まずは初回カウンセリングの日程を調整しましょう。過去に他の訪問医療マッサージを利用したことがあっても、別の治療院に変わった場合には必ずカウンセリングを受ける必要があります。
初回のカウンセリングでは、マッサージ師が自宅へ訪問し、利用者の健康状態や家族の要望などをヒアリングします。利用する訪問医療マッサージによっては、初回カウンセリングの際に無料のマッサージ体験を行っていますので、試すことで施術者との相性なども分かるでしょう。ほかにも料金体系や、具体的な施術スケジュールなどもこのカウンセリングで伝えられます。
申し込みは利用者がカウンセリングに納得し、同意してから行います。初回のカウンセリングにかかる時間は1時間程度です。

利用後の注意点はカウンセリングで事前に聞いておくのがポイント

事前のカウンセリングは料金体系や施術スケジュールだけでなく、利用後の注意点を確認しておくことが大切です。利用後の注意点は訪問医療マッサージを提供する治療院によっても異なります。マッサージ当日に聞いてしまうと利用者のその後のスケジュールに影響が出てしまうことがあるため、ご注意ください。
訪問医療マッサージ後には食事や入浴などを一定時間制限しなければならないこともあります。そうなれば、マッサージ後のスケジュールを組み直したり、普段の食事や入浴時間に合わせて訪問医療マッサージを依頼したりする必要も出てくるのです。
また、訪問医療マッサージの後には体が温まっていたり、体を刺激したことによって血圧が上がったりすることがありますし、マッサージによって疲労がたまっているかもしれません。その状態で訪問看護や訪問介護を入れてしまうと、利用者様の心身に負担が生じる可能性もあります。このため、カウンセリングの時に注意点を事前にチェックするのが望ましいのです。

マッサージ利用後に10分程度は安静にする

注意点は訪問医療マッサージを提供する施術者によって多少異なりますが、マッサージの利用後10分ほどは安静にするという点は共通しています。
訪問医療マッサージを受けた後は、刺激によって体温が上昇していたり、血圧が上がっていたりすることが考えられます。そのため、訪問医療マッサージを受けた後に急に体を動かすと、健康状態に影響する可能性があるのです。特にマッサージ終了後すぐの入浴や食事は控えてください。
また、普段と異なる動きをしたことによって体調に異変が出てしまうことも稀にあります。そのため、利用後10分は安静にして、利用者様の状態に異常は見られないかなどの経過観察をしておくのが望ましいでしょう。気になる点があれば、訪問医療マッサージの施術者へすぐに相談することをおすすめします。

今回のまとめ

訪問医療マッサージを受ける際には必ず事前カウンセリングを受けましょう。料金や施術のスケジュールなどは、後からトラブルにならないように先に良く確認するのが安心です。
また、訪問医療マッサージの利用前や利用後の注意点も先に必ず確認しておくことが必要です。特に、施術後10分間の安静中に何か異変があった時にはどうすればいいのかあらかじめ確認しておくと、慌てずに済むでしょう。しっかりと情報を確認した上で、訪問医療マッサージを受けることをおすすめします。