2023.03.14
コラム

自己流マッサージの危険性と訪問医療マッサージをお勧めする理由

身体の症状を少しでも改善したいと考え、自己流でマッサージを行おうとする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自己流マッサージは危険とも言われており、あまりおすすめできません。
ここでは、自己流マッサージがなぜ危険と言われているのか、どこにマッサージをお願いするべきかご紹介します。

自己流マッサージが危険と言われる理由

自己流マッサージが危険だと言われている理由として、力加減が調節できず筋肉や組織を傷つける可能性があることが理由として挙げられます。マッサージは強い力でやれば良いというものではありません。それぞれの部位に適した力加減があるのです。力加減を調節せずに強い力で押したり、叩いたりしてしまうと、筋肉や血管などを傷つけてしまう可能性があり、状態がかえって悪くなることもあります。
また、血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合、強い力で揉むことで血管が傷つき、皮下出血や内出血などにつながるリスクもあるのです。

プロの訪問医療マッサージと素人の自己流マッサージの大きな違いは?

マッサージは自分で行うのではなく、訪問医療マッサージによる施術を受けることをおすすめします。素人が行う自己流のマッサージと、プロの訪問医療マッサージの大きな違いは、やはり知識と経験の量と技術です。
訪問医療マッサージを行うのは、国家資格を持ったマッサージ師によるものであり、身体の構造や機能を熟知しています。現状に合わせてどの部位に対してどうアプローチするのかといった知識がありますので、身体に及ぼす危険性としては素人よりもはるかに低いと言えるでしょう。
また、病気についての知識も身に付けていることも重要な点です。病気によって適切ではないと判断した場合は、施術を行いません。
素人は力任せの体重で圧を入れようとし、浅くしか圧が入りません。プロは力を抜いて圧を入れるため、スッと深いところまで圧が入ります。

国家資格を持った専門知識があるプロのマッサージ師に任せた方が安心

マッサージは専門知識のあるプロの「あん摩マッサージ指圧師」に任せた方が安心です。
あん摩マッサージ指圧師の資格を持った人はどこにでもいるというわけではなく、主に治療院に在籍しています。あん摩マッサージ指圧師によるマッサージを受けたいという場合には、治療院へ行かなければなりません。ただし、寝たきりの方や外出が困難な方の場合、治療院へ行くのは極めて難しいでしょう。
そんな方でもあん摩マッサージ指圧師の資格を持った人による施術を在宅で受けられるのが、訪問医療マッサージです。近くに治療院がない、治療院へ通うのが難しいという場合には、訪問医療マッサージの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

今回のまとめ

一見自分でも見よう見まねでできそうなマッサージですが、素人が自己流でマッサージを行うと、筋肉の損傷によって、症状の悪化などを招く危険もあります。身体の機能維持や改善を目的とするなら、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持ったプロに頼るのが安心です。治療院の他に、訪問医療マッサージでも施術が受けられますので、ぜひ検討してみてください。